ARTs

2017.08.24

絵柄固定に至るまで

 

【唐突な絵柄固定をした自分ですが、そうなった理由などをつらつらと書いていきます。ご興味のある方いらっしゃいましたらご覧下さい。】

『ルールのデザイン』

「絵柄固定」というのは必ずしも誰もが通らなければならない道ではないと思います。

僕も始めはそうでした。ただ好きで好きで絵を描いていて、自分のイメージを表現するのに最適な手法で描く。それを長年貫いてきました。

しかし僕の場合は、「固定」しようと決めました。何年も絵を描いてきて少しだけその意味が分かってきた気がします。

どんな絵柄でも描けるという強みを持つのも大変心強いことです。ですが、イラストの多様化がここ数年で急速に進み、その中に埋もれていくことで僕のそれはあんまり心強くないと感じました。(無論イラストレーターの方の中にはそうして活動されている方もたくさんいて尊敬です)

多様なイラストの中で、自分だけの何かを付け加えなくてはならない、そう思いました。

そう気づいてからが僕には辛かったです。何回も何回も描き直して、自分だけの要素を創りました。でも単純にみんなが描いていない絵柄で描けばいいというものでもないです。描いて対価を得る、生々しい話ですがそういう流れの中で誰にも需要のない絵を描くわけにはいきません。(きっと皆さんこれには頷いてくれるはず...!)更に言えば”自分が好きな絵柄”でないといけない。好きだから描く、それは絶対に欠かせないことです。「オリジナリティ」「需要」「好き」この三つの条件の中で何ヶ月かもがきました。(三つ目は僕のわがままです)

そうして、ようやくこの絵柄が生まれました。上の画像です。(超雑ですみませ)

キャラ絵を描く機会が多いのでまずはその描き方を固定しました。他の方のイラストを見るとき、僕は目を見て「あの人の絵だ」と気づくことが多いです。そこで目に特徴を持たせました。コメントでもよく見かけるのですが「まつげ」が変わってるみたいな反応を多く頂きます。おそらくこんな描き方してる方はいないだろうと思いこのようにしました。まつげって黒や茶色で描くのが普通だと思います、ですのであえてそこを変えました。しかもそのキャラの目の色に合わせて変えます。(例に描いた上の男の子は緑の目なので、まつげも緑です)あと気づかれてる方いるかわかりませんが、加工の際、目から額にかけて目・まつげと同色の光を乗せています。あとは、ぱっと見いい意味で”違和感”が生まれるように、普通ならありえない濃さの影をまぶたに乗せています。こうすることで小さいサイズで見た時にも映えるようにしています。

(デッサンが上手い=絵が上手い。は何も間違っていません。けれどイラストにする際に、少し考え方が変わります。イラストの場合、「そのイラストレーターが描くから価値が有る」ということがあります。つまり「他の人は描かないからその人である必要がある」ということで、その人の持つ”個性””独創性”が要求されています。決して”上手さ”だけではありません。”独創性”と”デッサン力”のバランスが大切だと思います。僕の顔周りの描き方もいろいろ有り得ません。デッサン狂いまくりです(笑)いや笑い事じゃない真面目な話だった。。 ですが僕はまだまだ未熟です。調和のとれたイラストにしていく努力を続けていかなければなりません。)

特に僕は目で差別化を図り、オリジナリティとして固定させました。

他にも唇も描くようになったとか、実は塗り方も固定し始めてるよねとかいろいろありますがこの辺で。

絵柄固定をしても、基本的なことは何一つ変わっていません。絵を描くときは頭の中のイメージを画面に貼り付ける感じで描いているとか、よく描く絵の感じとか。。何より固めた直後よりも今の方がこの絵柄を好きになっている、変わらず絵が大好きだということ!です。

今までしてこなかったことをしたことで、また少し、成長できたかなと感じています。

もちろん現状で満足はしていませんし、これからも向上心を持って楽しく描いていけたらと思っています。

最後に、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。これは将来に向けた自分への備忘録という意味もありますが、良い意味で皆さんに何か影響を与えられたとしたら幸いです。ではでは。

saihate/「ルールのデザイン」

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